山形県の名物料理【鯉の甘露煮】通販店なら大正11年創業の高橋鯉屋!
● 全国の名物料理 ●
北海道地方の名物料理
東北地方の名物料理
青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 /
関東地方の名物料理
茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 /
中部地方の名物料理
新潟県 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 山梨県 / 長野県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 /
関西地方の名物料理
三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 /
中部地方の名物料理
鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 /
山形でも置賜地方では、鯉を食べる習慣があります。
それは、米沢藩の影響が大きく、今でもその名残が、料理を通して感じることができます。
この「鯉の甘露煮」は、鯉を輪切りにし、鍋に入れ、水・醤油・みりん・砂糖でじっくり時間をかけて煮込んだ料理で、身が壊れないように煮るのがポイントです。
昔は、鯉を鯉屋さんから購入し、自宅でさばき料理するのが一般的でしたが、最近では、煮たものを、やはり高橋鯉屋で一年中いつでも購入できます。
「カルシウム煮」というものなら、圧力鍋で煮たもので、骨まで食べることができ、骨粗しょう症の予防になると、特に人気があります。
真空パックにされたものは、何か月も日持ちがするので、宅配しても喜ばれます。
大体一切れ500円ぐらいで購入でき、山形では、祝いの席や、正月・お盆には、欠かせない料理です。
一人一切れは高齢の方でも全部食べられます。
味が染み込んでいるので、一口食べるとやめられない味です。
最近では、山形全土で食されるようになり、旅館などでもお膳に出されるところも多いです。
山形の名物料理として鯉の甘露煮は、代表格の料理です。
この「鯉の甘露煮」は、上杉鷹山が米沢を治めていた頃、冬の食料のために、鯉を食すことを推進したことから始まっています。
米沢は、山に囲まれた地で、大きな川が通り、開発が必要な土地でした。
先祖である上杉景隆の時代は、直江兼続と共に、その川に堤防を作り、住みよい土地を作りました。
でも、冬は雪が多く、食料は底をついてしまいます。
その時に、雪に覆われた池の中でも生き続ける鯉を、食料にすることを考え出しました。
鯉は、池に住む魚で、泥臭さが特徴でした。
その泥を吐かせるために、川の水を引き、きれいな水に約7日泳がせます。
泥が身体から抜けた頃を見計らって、刺身や甘煮に料理するのです。
米沢には、その池が今でも残り、実際に使われています。
冬を迎えるころに、成長中の鯉を冬用の池に引っ越しさせる風景は、冬の風物詩となっています。
鯉の養殖は、とにかく人手が多く必要で、養殖業を営むには、100人以上の働き手を雇っていたそうです。
現代では、各地の池をつぶすなど、規模は小さくなりましたが、効率を上げるなどの工夫をし、まかなっています。
鯉は、冬は池の底で冬眠します。
どんなに雪が降っても死にません。
鯉は、新潟でも盛んに養殖されています。
観賞用ですが、そのレベルはトップクラスです。
上杉家はもともと新潟から移住してきたので、その名残として、鯉の養殖が伝わったと言われています。
山形の置賜地方は、上杉鷹山の考えを今も受け継ぎ、教育されています。
その、「為せば成る」の精神は、世界にも通じると言われ、注目されています。
鯉の甘露煮は、その鷹山公が考えた料理です。
雪深い山形の冬をイメージしながら、鯉の甘煮を堪能してください。
歴史が好きな方、興味のある方にも、この鯉の甘煮は、歴史を体験できる料理として、お勧めしたいです。
米沢には、上杉・直江・前田と関わりがある土地で、多くの観光客がいらっしゃいます。
好きな武将の時代、米沢の暮らし・食文化を研究する際には、鯉の料理は欠かせません。
鯉は、高たんぱくの白身の魚で、健康食に適した魚です。
高齢の方にとても良い成分が含まれているので、医療でも、鯉はお勧め食品と言われています。
山形では、鯉の刺身もいただきますが、その食べ方は、甘くないので、糖尿病の方にピッタリです。
鯉の甘露煮は、自宅で作るのは大変です。
是非、お取り寄せかアンテナショップで購入してください。
きっと、鯉が好きになり、米沢が好きになっていただけると思います。
山形の郷土料理は健康にもいいものが多いので、食生活に取りこんでいただけると嬉しいです。
【送料無料】山形の名物料理 手作り【鯉の甘煮】5切れ(1切ずつパック入) 冷凍配送 |