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いかにんじん専用の素を使って福島名物極ウマ いか人参を作ってみよう!

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「いかにんじん」とは、福島県北部の名物料理のことです。

福島地方一円で食べられている、いかにんじんは、冬の伝統料理として多くの市民に愛され食べ継がれてきた、福島地方発祥のとてもおいしい名物料理です。

 

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「いかにんじん」は、初冬に出回る「長にんじん」を使用することと、保存期間を長くするために冬期のみ各家庭で作られ、特に正月には欠かせない料理でありましたが、近年は一年を通して「短いにんじん」が出回るようになり、かつ各家庭に冷蔵庫が普及したため、 一年を通して食べられるようになりました。

 

また、市内の漬物会社でも製品として作るようになり、一年中福島市内のスーパーマーケット等で売られています。

 

福島県のいかにんじんの歴史

いかにんじんについて調べてみました。市内に住む、70〜80代のおばあさん数人に聞き取り調査を行ったところ、「本人のお母さんはもちろん、祖母も作っていた。」とのことなので、100年〜140年位の歴史があると考えられます。 

 

一説によると、1807年に蝦夷地(現在の北海道)松前藩が梁川藩に国替えになった際に、家臣が「いかにんじん」を知り、1821年に再度蝦夷地に国替えになったときに持ち帰って特産の昆布などを加え松前漬けを作ったといわれています。

いかにんじんを食べる地域は、福島周辺(県北地方)に限定 されており、例えば同じ福島県でも郡山市・白河市等では食べられていません。

 

米沢市・相馬市・白石市等、福島市近隣の市では、一部の家庭で食べられていますが、これは「福島から嫁いだ方が伝えた」と言われています。


北海道に「松前漬け」という「いかにんじん」に酷似した郷土料理があり、『どちらが元祖なのか』議論されていますが、「松前漬け」のルーツは、「こんぶいか」であり、「いかにんじん」とはまったく異なる松前地方の郷土料理です。

 

松前漬けは、昆布とスルメを細く切り、醤油に漬け込んだもので、江戸時代頃からあったようである。戦後、華やかさを演出するために、数の子やにんじんが加えられました。

 

いかにんじん(昆布入り)は、スルメとニンジンを細切りにし、醤油、日本酒、みりんなどで味付けします。

各家庭で主に晩秋から冬にかけて作られ、おつまみ、おかずとして親しまれています。


『いかにんじん」は家庭ごとに作り方も味も異なります。

 

材料は、近年は松前漬けの影響を受け昆布や数の子を入れる場合もありますが、伝統的にはニンジンとスルメだけです。

 

松前漬けとは異なり、昆布のぬめりがなく、ニンジンの食感が楽しめるサラダ感覚の漬物です。

あまりにもシンプルな家庭料理であるため、もてなしの料理としては見られなかったいかにんじんですが、福島市出身のタレント佐藤B作がテレビで紹介したことをきっかけに、地元ではいかにんじんに注目し、地域の名物としてPRを始めました。

 

B作の出身地である福島市内の飯坂温泉でも、各旅館が冬の食膳の一品としてお客様に振る舞われています。

 

ちなみに「いかにんじん」の作り方は次のようになってます。

いかにんじんの作り方

まず材料が、ニンジン500g、スルメ3枚、トウガラシ3本、昆布1枚
です。(家庭によって差はあるのであくまでも1例ですが)

 

作り方はスルメの胴体をハサミで背骨に直角に約4センチ間隔で切り、これを幅2ミリ程度の細切りにします。

 

切ったスルメは、日本酒に数時間浸ます。

ニンジンは長さはスルメと同じ約4センチ、

幅はやや太目の3ミリ程度の細切りにし、ボールに入れます。

トウガラシは細かく輪切りにします。(入れない場合もあります)

 

醤油1/2カップ、日本酒1/4カップ、みりん1/4カップで調味液を作ります。

これにトウガラシを加えて昆布を入れて熱します。

 

昆布も食べたい場合には、細切りにして入れそのまま残しておきます。

煮立たせることで昆布のぬめりをなくします。

食べない場合は煮立ったら昆布を取り出します。

調味液が煮立ったら、ニンジンの入ったボールに注ぎ、あら熱が取れるまで冷まします。

 

冷めたら、スルメの酒を切り、ニンジンに加えて混ぜ、ラップをして冷蔵庫で1日~2日置きます。


調味液がニンジンになじんだら食べごろです。

 

もっと簡単にいか人参を作りたい方はいかにんじんの素を使ってみてください。
これひとつで「いかにんじん」が作れますよ!

ケンミンshowというテレビ番組で話題になったものです。

いかにんじんを直接購入の場合は楽天の通販でお取り寄せできます。