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【日南一本釣りカツオ炙り重】宮崎県は牛肉や地鶏だけじゃない!

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宮崎県といえば、牛肉や地鶏などお肉がおいしいイメージが強いですが、海に面した県なので、魚介類も本当においしいです。

その中で一番のおすすめである日南市の特産品、カツオを使った料理を紹介します。それは「日南一本釣りカツオ炙り重」です。

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日南市は一本釣りカツオの水揚げ量が日本一です。

季節により、「初ガツオ」、「戻りガツオ」など名称がついていますが、どれも日南近海で獲れ、新鮮なうちに日南市の港へ水揚げされるため、やわらかくもちもちしたおいしさが特徴です。

 

カツオは、ビタミンやタウリンなどが豊富に含まれ、栄養価も高い食材です。地元の人も含め、多くの人が刺身やタタキで食べることが多いカツオですが、もっとそれ以外の食べ方でおいしさを伝えたいという思いから、2010年にご当地グルメとして登場しました。

最初は認知度も低かったのですが、斬新な食べ方やおいしさから県外からの観光客にも人気で、観光ツアーの昼食に設定されるなど、毎年二万食以上を売り上げ、経済効果は八億円以上と言われている大人気のメニューです。

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日南市内の飲食店11店舗で提供されており、日南市で水揚げされた一本釣りカツオのみを使用し、各店舗オリジナルの漬けだれにつけ、刺身でもよし、七輪で炙るもよし、だしをかけてお茶漬けにするもよし、と贅沢に味わうことができます。

 

刺身はもちろん新鮮でもっちりした食感を楽しめます。

七輪で炙ると、自分で好みの炙り具合が調整できるので、片面だけ、両面、中までしっかりめ、と香ばしい香りとともに楽しみながら味わうことができます。

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お茶漬けは、刺身のまま乗せれば、ご飯とだしの温かさでほんのり火が通り、優しい味わいになり、炙ってから乗せれば、だしの香りと炭火のいい香りが食欲をそそります。


目玉である漬けカツオのたれは、各店舗2種類を必ず提供していて、定番のしょうゆだれ(日南市のしょうゆは、ほかの県の刺身じょうゆよりも甘めの作りが多いです。)柑橘系の塩だれ、味噌だれ、中華風だれ、ゴマだれなど、多くの味が楽しめるので、どの店舗で食べても、刺身やタタキとは違うカツオの新しいおいしさに出会うことができます。

 

また、日南産の野菜や魚介類などを旬に合わせて使用した副菜、汁物がついているので、女性はどんぶり物より食べやすくカップルでも注文しやすいですし、男性は程よいボリュームもあるので満足できます。

全店舗1300円とボリュームのわりに値段も手ごろなのも魅力です。


日南市は海産物のイメージが強いですが、山の幸も豊富で、自然豊かな土地なので、その日にとれた無農薬の野菜や、山菜のてんぷら、あえ物なども本当においしいです。

 

お店側が自身の畑で野菜を育てていることも多いので、本当に新鮮なものが使われています。

 

汁物も、なかなかほかの県ではお目にかかれない貝類のお汁だったり、おだしのきいた魚のあら汁だったり、副菜同様、同じ店舗でもその時々で違うものが提供されるので、毎回楽しむことができます。


さらに、ラーメンの替え玉のように、漬けカツオの替え皿を各店舗一皿350円ほどでできます。

 

刺身、炙り、お茶漬けと、たくさん食べ方のバリエーションがありますので、飽きることなく食べられ、あまりのおいしさについつい替え皿を頼んでしまいます。

 

各店舗、研究熱心で、新しいたれに変わっていたりすることもあるので、いつ訪れても楽しく食べることができます。

 

カツオは独特の香りなどもあり、苦手とする人も多いですが、日南のカツオはいつ食べても新鮮でくさみも少ない上、特製だれのおかげで全く気にならないので、ぜひ一度はチャレンジして欲しいと思います。

わたしも以前は苦手意識が強かったのですが、カツオ炙り重は何度も食べたい一品です。