上戸彩や竹中直人絶賛の【焼きカレー】は門司港の料理!焼カレーの作り方
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発祥は本州と九州の玄関口である北九州市門司区。
俳優の竹中直人さんや上戸彩さんが人生最後に1番食べたい料理だとしてあげてくれています。
B級グルメではありますが、最近少しずつ知名度が上がってきているようです。
大人の雰囲気漂う、門司港レトロの観光地周辺では、たくさんの焼きカレーのお店が軒を連ねています。
焼きカレーのお店の隣が焼きカレーというほど、地元にしっかりと根付いている、門司区の方、はたまた北九州市民のソウルフードといえます。
まず、焼きカレーとは何か?
それは、ライスの上にルーをかけ、卵とチーズを乗せてオーブンで焦げ目がつくまでじっくり焼くと言う暗黙の基準がありますが、それ以外は全て自由です。
ライスも白米やターメリックにガーリックライス。男性に人気なゴロゴロとお肉が入ったジューシーなものから、女性に嬉しいカボチャや人参などの野菜がたくさん入ったもの、エビや貝類の入った豪華なシーフード、そしてルーもスパイスの効いたインド風や昔懐かしい喫茶店の味と本当に様々です。
お店も、文化財指定の建物だったり、喫茶店、気軽に入れる定食屋や、インド人の方が調理してくれる本格的なお店、デートに最適なオシャレなお店とカラーが色濃く出ますので、色んなお店を回って、食べ比べるのも良いと思います。
しかし、やはり1番始めはシンプルな物をぜひ食べていただきたいと思います。
熱々の焼きカレーにスプーンを入れると、中からはトロっと鮮やかな黄身が溢れ出てきます。
その黄身をルーと絡めてスプーンを持ち上げると、これまた熱々のチーズが面白いほどよく伸びます。
子供も喜んで食べてくれる、目にも楽しい一品です。
それをハフハフとしながらほうばれば、口の中には香ばしいチーズの味とルーと黄身が混ざり、よりマイルドになったカレーを味わうことができます。
カレーライスよりも満腹感を得られますので、焼きカレー一品で十分お腹いっぱいになります。
そんな焼きカレー、家庭でも簡単に作ることができます。
地元の私たちは家庭でカレーライスが出ると、翌日は必ず焼きカレーです。
むしろ、焼きカレーのためにカレーを作るのです。
カレーライスは前夜祭で、焼きカレーがメインだという方は本当に多く、お年寄りから小さなお子様まで幅広い年代、そして男女問わずに愛されている味といえます。
家庭での作り方はいたってシンプルです。
耐熱の深めのお皿にごはんを入れ、上にルーをかけます。
少し窪みを作り、その上に卵をひとつおとします。
そして、さらにその上からたっぷりのチーズを卵が隠れるまでかけ、あとはオーブンでじっくりと焼いていきます。
チーズがグツグツと溶けはじめ、焦げ目がつけば食べごろです。
アレンジも多様で、卵を温玉にしてあと乗せしても美味しいし、ルーに少しチーズを混ぜて焼けば、上のチーズはカリッと香ばしく、中のチーズはとろりととけ、二度の美味しさを味わうことができます。
なかなか福岡に来られない方、先ずはご家庭で焼きカレーを作ってみてください。
想像以上の美味しさにきっと焼きカレーのとりこになって、発祥の地で食べてみたいという衝動に駆られると思います。
私は北九州市民ですが、一か月一度は焼きカレーを家で作って食べて、門司港に行けばお昼ごはんは必ず焼きカレーになります。
家族全員満場一致で食べるものが決まるのは、焼きカレーだけです。
それほど、焼きカレーは愛されていて、全然飽きのこない味なんだとしみじみ思います。
皆さんも福岡県へお越しの際は、門司港まで足を伸ばして、焼きカレーをぜひ一度ご賞味ください。