名物料理のお取り寄せガイド

全国各地の有名な名物料理をご紹介します。

おふくろの味【まんばのけんちゃん】香川県の郷土料理!豚肉や豆腐が最高

● 全国の名物料理 ●

北海道地方の名物料理

北海道

東北地方の名物料理
青森県 / 岩手県 / 宮城県 / 秋田県 / 山形県 / 福島県 /

関東地方の名物料理
茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 /

中部地方の名物料理
新潟県 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 山梨県 / 長野県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県 /

関西地方の名物料理
三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県 /

中部地方の名物料理
鳥取県 / 島根県 / 岡山県 / 広島県 / 山口県 /

四国地方の名物料理
徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 /

九州地方の名物料理
福岡県 / 佐賀県 / 長崎県 / 熊本県/ 大分県 / 宮崎県 / 鹿児島 / 沖縄県 /

まんばのけんちゃんは香川県の名物料理

 

香川県の地元料理、まんばのけんちゃんを紹介したいと思います。
この料理は、私が香川県にお嫁に来て知った料理です。

 

夫のお母さんにつくってもらってはじめて食べたのがこの料理を知ったきっかけでした。

旦那のお母さんが自分の畑で自分で育てて作っていたのでしょう。


三池たかなという高菜をこっちではまんばというそうです。

f:id:mochibubu:20160419204854j:plain

 

なぜ、まんばのけんちゃんというのかよくわかっていません。

勉強不足ですね。すいません。

 

 

このまんばはおもに秋から冬にできる野菜で収穫は寒い時期に行います。

夏にも作られますが我が家は冬野菜として自分で栽培しています。

f:id:mochibubu:20160419205442j:plain

以前夏にもあるよと八百屋の人に教えてもらいましたが、夏は冬に比べてスッキリあっさりしてるそうです。

 

私は暑い時期に売っているのは見たことありませんが、売ってたら食べてみたいなって思います。

 

このまんばのけんちゃんというものはまんばをあくぬきすることからはじまります。

灰汁抜きに半日かかるので下処理が簡単ですが時間はかかります。

そこから調理に入ります。

 


一般的な材料はまんばと、豆腐と油揚げと天ぷらです。

香川には白い長天があるのでそれを使って調理します。

ですが夫の家ではそれにお肉を足して作ります。

 

 

このまんばのけんちゃんは、お惣菜でお店とかでも売っていますが、家で作る郷土料理という方が一般的だと思います。

なので味も材料もそれぞれの家庭によって変わってくると思います。

我が家の場合に戻ります。

 

先ほど我が家はこのまんばのけんちゃんにはお肉を使うと言いましたが夫の家では牛肉を使って作っていましたが今は私流に少し変えて豚肉を使って作っています。

 

 

我が家はあく抜きをしたまんばを水気を絞り食べやすい大きさにきり他の材料も切り深い鍋に肉を炒めてまんばを一緒に炒めて揚げと天ぷらをいれてだしとお酒と塩と味の素と砂糖を少しを入れて煮込みます。

 

一煮たちしたら醤油とみりんをいれて少し濃いくらいに味付けをして豆腐をいれて崩しながら混ぜて材料全部が混ざって少し煮て出来上がりです。


調味料の甘味を少なめにするのが我が家の特徴だと思います。

 


私は福岡出身で始めまんばというものを目にしたとき高菜みたいだと思って福岡で高菜は漬け物が主流なのでこの食べ方は少し驚きました。

 

f:id:mochibubu:20160419205839j:plain


調理課程もあく抜きをしたりするのも「こんなことするんだー」と思いました。

 


でも食べてみて自分の好きな味で自分でつくって食べていきたいなって思って覚えました。

 

夫の家の味を聞けた唯一の料理になってしまいました。

夫の母が私が嫁いでしばらくして亡くなってしまったのでそれ以上は聞けないのです。

 

 

なので、せめてこれだけでも続けて作っていけるようにしたいなと思っています。

 

夫が好きな味というか好きな料理でもあるし、あまり野菜が得意ではない私の子供がこのまんばのけんちゃんは、大好きだといって作るとほんとによく食べるので私も嬉しくなります。

 

きっとこの料理は香川のお袋の味なのかもしれません。

 

夫の母から夫へそれを今度は私から私の子供への母に味へそしてまた次へと繋がっていけたら嬉しいなって思います。

 

この料理を私は自宅の味以外で何度か食べましたが、やっぱり自分の家での味が自分の口にはあっていました。

 

味のベースは旦那の母を真似ているつもりです。

計量してあじつけをしていくというわけではないので自分の舌でなるべく変えないように心がけながら作っています。

 

この土地で生まれたわけではないけれど、縁あってこの土地に嫁いできて知ることができたこの味、この料理、まんばのけんちゃんという料理を大事にしたいと思います。

 

 

そして次にまたその次にと繋げていけたらなって思います。