つけダレでザンギが絶品!【ベル食品のザンギ名人】北海道名物を味わおう
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北海道の郷土料理「ザンギ」を紹介します。
北海道ではとてもポピュラーな料理で、醤油、酒、ニンニク、生姜で味付けした鶏肉の唐揚げのことを一般的に「ザンギ」と言います。
ザンギがわからない北海道民はいないと言っても過言ではありません。
まず、つけダレを作ります。
こいくち醤油大さじ4、酒大さじ4、塩小さじ1、すり下ろし生姜大さじ1、すりおろしニンニク大さじ1、コショウ少々を加え、混ぜます。
ニンニクと生姜はそれぞれ大さじ1としましたが、お好みの量でかまいません。
ニンニク、生姜は市販のチューブのものでもかまいませんが、やはり生のものをすりおろしたほうが断然おいしいです。
鶏モモ肉3枚(1枚約150から200グラム)を用意し、それぞれ5〜6等分に切り分けます。
鶏皮は取らずにつけたままのほうが美味しいです。
つけダレに鶏モモ肉をすべて加え、手でよく揉み込みんだ後、30分から1時間ほど冷蔵庫に入れて味を染み込ませます。
ボウルに入れてラップをするのが一般的ですが、大きめの厚手のビニール袋に入れて揉みこんでもいいと思います。
時間が経ったら、片栗粉を適量ボウルに入れ、味を染み込ませた鶏肉にまぶします。
180度に熱した多めの油に片栗粉をまぶした鶏肉を5〜6個入れます。
入れた後は3分ほど放置し、その後裏返し、4〜5分揚げます。
油に入れた後すぐ箸などで動かすと衣が剥がれる原因になります。
多めの油にたくさんの肉を入れて揚げると時短にはなりますが、べたっとした仕上がりになります。
肉を入れた後の油は温度が下がるので、じっくり揚げないと中まで火が通らない場合があるので注意が必要です。
カラッと揚げて油を切ったらできあがりです。
または中温の油でじっくり揚げたあと1度取り出して、油を高温にしてもう1度揚げるいわゆる2度揚げをするとさらにカリッとした仕上がりになります。
これは基本的な作り方ですが、色々なアレンジも可能です。
揚げる前や、つけダレに卵を加えると衣が厚くなりカリッとした食感になります。
コショウを粗挽きのものにするとスパイシーになります。
そのほか、ごま油や砂糖、隠し味にマヨネーズなどを少々入れるとまた違った味わいになります。
濃いめの味が好みの場合は、つけダレにつけた後の冷蔵庫に入れる時間を長くすれば長くするほど濃い味になります。
カロリーや節約が気になるのであれば鶏モモ肉ではなく鶏むね肉でもおいしくできます。
北海道ではザンギのつけダレがスーパーなどでビンに入って売っていて、もっと手軽につくることもできます。
ビンに入って売っているつけダレの味はどちらかというと甘めです。
その他、北海道では必ずといっていいほどスーパーに売っているジンギスカンのタレをつけダレにしてザンギを作ることもできるそうです。
ジンギスカンのタレにはすりおろしリンゴが含まれていますので、こちらも甘めの味わいになります。
基本的に北海道のザンギは濃い味付けなので、一般的にいう唐揚げとは違い、何かソース的なものは付けたりせずにそのまま食べます。
その家庭によって味付けが違ったりさまざまですが、何回も試行錯誤し、この味にたどり着きました。
その他に具材を鶏肉ではなく、ブツ切りにしたタコの足でつくる「タコザンギ」もあります。
味付け、作り方は同様です。
北海道ではタコザンギが居酒屋のメニューにあったりもします。
その他高野豆腐をお肉に見せかけた「高野豆腐ザンギ」などもあります。
北海道でよく食するラム肉を使ってザンギを作る家庭もあるそうです。
または味付けされた状態で売っているラム肉で「味付けジンギスカン」というのがあるのですが、それに片栗粉や小麦粉をまぶし、同様に油で揚げてザンギにするという方法もあるようです。