元祖【津山ホルモンうどん】めっちゃ美味い!千屋牛を使った岡山B級グルメ
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わたしは中国地方にある、岡山県の中心部に家族と住んでいます。
私には妻と3人の子供との5人家族です。
今は公務員として毎日楽しくも忙しく暮らしています。
そんな私の趣味はお酒を飲むこと。
特に岡山の地酒が好きで週末は2合、3合は平気で飲んでいました。
そんな私なのでお酒の肴も自分なりのこだわりがあります。
そんな私の酒の肴で一番好きなのはホルモンうどんです。
関西テレビの『キキミミ』で紹介されて話題になりました。
日本酒にホルモンうどんは、合わないように思うと思いますが、
岡山のホルモンうどんは千屋牛という県北の地場の牛でとても脂がのっている牛なのですが、その牛のホルモンを使って甘辛いタレを絡めて鉄板で炒めるうどんです。
タレは広島県なんかでよくあるのがおたふくソースなのですが、岡山ではかごめソースというあまりメジャーでないソースを使います。
そのタレをからめて食べると、お酒が次から次に進んでいきます。
また中にはキャベツやもやしなどの野菜を入れて炒めるのですがこの時に鉄板ならではの焦げ付きなんかがまた美味しくいただけます。
そして、そんなホルモンうどんは家庭で作って食べたりするのですが、その際に重要なことがあります。
それは、ホルモンをどこで買うかということです。
私の家では岡山の県北にある津山市まで行って地場の肉屋で買ったりもしますが、基本的にホルモンという部位はあまり使わないためか肉屋によってはかなり鮮度の悪いものをずっと置いてあったりもするので注意が必要です。
そして、買ってきたホルモンにニンニクと、タレを混ぜてしばらく浸しておいて味がしみるのを待ちます。
たいていその間にキムチをつつきながら夏なら冷酒、冬なら熱燗といった具合に待っておきます。
30分ほど待ったあと味が染み込んだら、キャベツと野菜、ウチでは白ネギなんかを切って炒めます。
炒めたらうどんを投入してさらに炒めていきます。
このとき別でホルモンを炒めても混ぜても大丈夫です。
あとは、炒め終わったら鉄板に乗せておいて温かいうちに食べて、飲んだらおっけぃです。
ホルモンうどんは近年ではB級グルメとして脚光を浴びたため、全国的にも有名になったのですが、そのおかげで県北にも似たような模倣店が進出したため味の良し悪しが店によってかなり変わってきてしまいました。
私個人が好きなのは、岡山市内にある当新田食堂という昔からある古い店です。
味は良いのですが、なんせ古いのでテーブルはベトベトになっているので綺麗なよそ行きの服なんかを着ていくと大変なことになります。
また量もかなりボリュームがあるので学生さんにもかなりオススメのお店です。
次にオススメするのは津山にあるホルモン滝口というこれも昔からある店です。
店の古さは当新田食堂と良い勝負なのですが、まず店自体が定休日といった概念がないために店をやっているかどうかは店主の気分次第になります。
そのため、わざわざ行っても閉まっていたりする事が一度や二度ではなかったので運の悪い人には向いていないかもしれません。
しかし、入れたらそこは、本当に美味しいホルモンうどんを出してくれるので間違いありません。
また、お酒も地元のものを多く取り揃えているので何時間いても退屈しないようになっています。
実際地元の人の常連客は半日ほどいたりとまるで自分の家のようなアットホームな雰囲気があります。
私自体はホルモンうどんが大好きなので色々な店を食べに行きますが、どこの店もやはり近年のB級グルメ効果からか観光客向けの無難なメニューを出すところが多いように感じます。
是非、岡山県にお越しの際には、ガイドブックではなく地元の人かタクシーやバスの運転手など地元に近い人の話を聞いてから行ってみることをオススメします。