室蘭名物【室蘭やきとり】は豚?口コミで評判のおすすめのお店は一平
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北海道に旅行したら、食べたいもの。
多くの人が浮かぶものはあるでしょう。
ジンギスカン、魚介類、ラーメン、ざんぎ。最近では、スープカレーも有名ですよね。
でも今回は、まだ全国区ではないものをご紹介します。
それは、室蘭やきとりです。
室蘭が生んだスーパースター、安田顕さん。最近主演ドラマが高視聴率続きで、室蘭やきとりよりも全国区に躍り出ました。
そんな彼が、映画や番組宣伝で故郷を紹介する時、全国ネットのバラエティでも、たびたび、室蘭やきとりの名前をあげていましたよ。
だから、そろそろ、北海道観光の定番メニューに進出する日も近いのではないでしょうか。
やきとりというと、鶏肉を串にさして焼いたものをいいますよね。
ですが、室蘭やきとりは、やきとりといいつつ、豚肉を使っています。
それが、一番の大きな特徴といえます。
有名なお店では、もちろん鶏肉を使ったメニューもあります。が、メインメニューは、やはり豚肉を使った「やきとり」なのです。
やきとりなのに、焼き鳥ではない。
それって室蘭だけなのかと思い、調べてみました。
が、そうではないよう。
北海道の家庭では、やきとりといえば、豚肉を使っているところも意外とあるのです。
ちなみに、道央圏出身の我が家もそうなんです。
むしろ、鶏肉を使った「やきとり」は、近年になってから家庭で食べるようになったようにも思います。
実家に帰った時、親が鶏肉を使った焼き鳥を作っていたので、あれ?と思いましたっけ。
子供のころ「今日の夕食は、やきとりだよ」と言われ、抵抗なく、豚肉の串焼きを食べていた私です。
ということは、北海道民にとって「やきとり」は、「焼き鳥」ではなく、ひらがな表記の「やきとり」というメニューなのではないかと?
料理名って、その料理過程や使っている食材から用いることが多いですよね。
でも、ときどき、そうではないものもあります。
由来を聞いて納得するもの、由来から派生してちょっと違ったメニューあるいは反対の意味になるものもあります。
室蘭やきとりは、後者の方なのかもしれません。
近年になり「やきとり」ってそういえば「焼き鳥」だよね?と、改めて気づく北海道民、室蘭市民もいたのではないでしょうか。
北海道でやきとりを食べるとき、「やき」が「焼き」でも「夜気」でもいいんです。
「とり」が「鳥」とは気付かず、「取り」「撮り」でもあってもかまわない。
深い意味を考えず、「今日の夕食は、やきとり。」「今日の飲み会は、やきとり屋」だったのかもしれません。
我が家の場合「家で食べるのは、豚串のやきとり」で、外だと「鳥肉の焼き鳥」というのが、自然に変換されているように感じます。
室蘭のスーパーに行くと、冷凍された串肉に、秘伝のたれがついたものがパックで売られています。
札幌市内のデパ地下のお惣菜の焼き鳥屋さんでも、最近は室蘭焼き鳥が売っていたりするんです。
室蘭市内の焼き鳥専門のお店に行くと、豚串のしょうゆ味だけでなく、塩味のものもあります。
ですが、初めてたべる、鳥ではないやきとり。
最初に食べるとしたら、しょうゆダレをお勧めします。
ほどよい大きさ&肉汁がしみる豚串が、ほんのりと香ばしく焼かれ、そこに茶色いタレが絡まって出てきます。
次に食べるなら、野菜をお勧め。
北海道ならではのグリーンアスパラも、炭火で焼かれ、野菜嫌いの人もいくつも食べられそう。
室蘭焼き鳥の人気店は?
室蘭焼き鳥で有名な「一平」というお店があるのですが、そこでのお勧めは、うずらのたまごだそうです。
しかも、殻付きで出てきます。
殻ごと食べるのに抵抗がある人もいるかもしれませんね。
でも、お勧めといわれるのですから、まずは1本注文し、友人とシェアしてみて下さい。
だまされたと思って、1個。
炭火で焼かれ、サクサクとした食感の殻が、意外と病みつきに。さらに口の中で、プチンと卵が割れ、スモーキーな味が広がります。
いわゆる、外がパリッと、中がホクホク。
これ、どんな食材でもおいしい鉄板ですよね。
北海道観光の際は、是非、とりではないやきとり、食べてみてはいかがでしょうか。
北海道のおいしい食べ物、室蘭やきとりのご紹介でした。