奄美大島の名物料理【鶏飯】人気のおすすめレシピと歴史の紹介
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鹿児島といえば!
やはり鶏飯!!
鹿児島の郷土料理といえば鶏飯です。
私は鶏飯が大好きです!
しかし、鶏飯は作るのが難しいのです…。
無性に食べたくなる時があります。
鶏飯というのは
鹿児島県奄美大島の郷土料理です。
ほぐした鶏肉、椎茸、卵、漬物などをお好みでのせ、丸鶏からとったスープをかけて食べる、お茶漬けのようなものです。
この丸鶏からとるスープに時間がかかってしまい、自宅で鶏飯が出ることは滅多にないです…。
鶏飯のレシピ
レシピは
1.煮だした鶏ガラスープは酒と薄口醤油で味を整える。
2.醤油や酒で下味をつけた鶏肉(胸肉かささ身)は蒸し、細かく割く。
3.干ししいたけは戻し汁と共に甘辛く煮、刻んでおく。
4.卵は錦糸卵にする。
5.パパイヤの漬物をみじん切りにする。
6.薬味として刻み海苔と小口切りにしたネギとみじん切りにした島タンカンの皮をそえる。
7.ご飯は茶碗の半分ほどによそい、食べる直前に好きな具を好きなだけ乗せ、熱々のだし汁をたっぷり注いで食べる。
と、このようにとても手間のかかる料理なのです。
鶏飯の歴史
鶏飯は、とても古い歴史をもつ郷土料理です。
奄美群島が、薩摩藩の支配下に置かれていたころ、島民が薩摩藩の役人をもてなし、役人の気持ちを少しでも和らげさせようと祈るように作られた料理で、当時、貴重だった鶏を丸々1羽つぶし、丸ごと無駄なく使う先人達の生活の中の知恵から生み出されたものらしいです。
鶏飯は今から約400年前、鶏肉の炊き込みご飯だったのですが、時を経てご飯に具材(鶏、椎茸、錦糸卵、のり、ねぎ、タンカンの皮やパパイヤの漬物など)をのせ、鶏スープをかけて食べるという現在のスタイルになったそうです。
昭和43年には、現在の天皇皇后両陛下が奄美群島にご来島され、奄美を代表するお食事として鶏飯が提供され、お2人が「おいしい、もう1膳」とおかわりまでなされ、大好評をいただいたという歴史もあります。
そして現在では、学校の給食で出ることがあります。
小学生のころ、給食で、鶏飯が出ると知ると、すごく楽しみにしてその日を待っていました。
前日も当日もうきうきしていました。その当時、おかわりをする人はあまりいなかったのですが、鶏飯が出てきたときは、たくさんの人がおかわりをして、すぐになくなりました。
それだけ、みんなが大好きな料理なのです。
現在は、給食でないので、鶏飯を食べる機会は確実に減りました。
母に頼んでも、時間がかかるため、難しいと言われます。
自分で作ろうとレシピをみても、時間が思ってた以上にかかるため、断念しました。
どうしてもたべたいときは、昔ながらの飲食店にいって、食べ放題のお店なので思う存分食べています。
今は、通販でフリーズドライの鶏飯をお取り寄せすることもできます。
以前、コンビニで鶏飯を見た時はとても驚きました。
自宅でも簡単に鶏飯が食べれる!と。
今回、大好きな鶏飯について少し調べてみて、自分が今まで知らなかったことを知ることができました。
特に、天皇皇后両陛下がお食べになって、おかわりを希望したことは初めて聞きました。
鶏飯の歴史を調べてみて、先人達の知恵がたくさん詰まった料理なのかと感心しました。
現在、私たちが鶏飯をおいしく食べられるのは先人達のおかげです。
昔の方々の知恵は素晴らしいです。
無駄なく使うということを改めて考えさせられました。
料理とは少し離れてしまいますが、現代は無駄にしてしまうことが多々あります。
先人達の想いを思い出して、生活したいと思います。